「節分」(20日) 夫が出雲の大社へ行き、一晩留守を預かった妻。戸締まりをし、留守番をしています。 一方その頃、蓬莱の島の鬼は「今夜日本では節分と言って豆をまいて年を越すと聞いたので、その豆を拾って食べよう」と日本へ渡り
12月12日(木)に観世会荒磯能でシテを勤めさせて頂くにあたり、 素敵なイラスト入りの解説をいただきました。 皆様、これを持って当日は観世能楽堂にGO! ご作成:西口唯さま
能の演目2・・・ 【初番目物(脇能物)】 一日のプログラムの最初に上演され、後シテ(後半部の主人公)が神様の役である。その全ての演目に祝言性があり、天下泰平・国土安穏が寿がれる。はっきりとしたストーリー性はないが、観終わ
能の演目・・・ 能の演目の数は流派によって多少違いはありますが、観世流では210番余りです。それらは着眼点によって様々に分類分けすることができますが、最も一般的な分類として、“上演順”というスタイルが挙げられます。 これ
能と狂言・・・ 『能と狂言の違いは何ですか?』 まだあまり能楽をご存じない方に一番よく聞かれる質問の一つです。先の項で申し上げたように、能楽は『ミュージカル』ですが、一方狂言はというと『コメディ演劇』という言い方が妥当で
能楽とは・・・ 能楽とは室町時代の前期、観阿弥・世阿弥の父子が原型を創り上げた歌舞演劇であるといわれています。それまで日本各地に乱立していた田楽や猿楽の一座の中から、作劇と音曲の面白さから頭一つ抜け出し、時の将軍・足利義